またまた、更新が遅れてしまってます。
さて、何から続けよう。
鉄板焼デートの終わり頃、
最後に、シャーベットが出てきたけど、
お腹いっぱいなのか、
ふたりともそれぞれに、思うところがあるのか、
シャーベットが溶けそうになるまで
手を付けていなかった。
楽しいのに、なんだか寂しいのは、
わたしも彼も同じなのかもしれない。
次々と起こる彼の事情。
きっと、わたしたちが付き合ってることが罪だからだ。
彼がそれを全部引き受けてくれているから、
わたしはのほほんとしていられるのかもしれない。
彼は○○○のせいではない
と言うけれど…
いろんな思いを巡らせながら
ふたりつつくシャーベット…
コーヒーはどんな味だったのか覚えていない。
お店を出る頃には3時間近く経っていた。
彼の家と
わたしが泊まる社会人の子どもの家は、
同じ方面になるので、
都会なのでいろんな帰り方はあるけど、
彼は
「一緒に電車に乗ってく?」
と言ってくれた。
駅までの道も結構あったけど
一緒に歩いたし
ホームまでも一緒。
ホームに滑り込む程よく混んでいる電車に乗るまでも
ずっと話しながら…
こんな彼との普通の時間がとてつもなく幸せだ。
一緒に電車に乗るのは、
2回目かな。
あのときも楽しかった。
クリスマスの夜だった。
電車に乗りこむと反対側のドアに立った。
彼はいつもわたしを守るようにして、立ってくれる。
次の駅で席が空いたので、
彼が座ろうかと言って並んで座った。
ずっとずっと話してた。
それから、彼が乗り換える駅に着いた。
彼が降りると、こっちを見てくれて手を振りあった。
少し待ち合わせで停車が長いので、
もう行ってしまったかなと思った彼がまたこっちを見てくれて手を振り合った。
この頃には、
わたしは涙目になっていたことを、
きっと彼は知らない。
マスク生活で良かった。
ちょっとくらい泣いててもごまかせる。
その前に、だれもわたしのことなんか見てはいなかったかもしれない。
そして、ドアが締まる頃、
またひょっこり彼が顔を出してドア越しに手を振ってくれた。
わたしも電車の中から振った👋
もう彼ったら早くお家に帰ればいいのにね。
そんな彼の気持ちが嬉しいのと
別れる寂しさが混ざって
わたしの涙は止まらなくなった。
Source: 女坂
