酔って
戯れて
手を繋いで
道を歩く。
道行く人は
誰もわたしたちのことを知らない。
寒い日は彼にくっついて
彼のマフラーを巻き直してあげたり。
酔ってお店に入り、
あれこれ品定めして
でも買わずに出てくるというw
前から人が来たら
あえて手を繋いで見せつける彼とかw
ふたりとも早足だから
サクサクっと闊歩する。
話しながら
笑いながら。
ずっと喋ってる。
酔って、タクシーに乗り
完全に夫婦と思われ
ご旅行ですか?と聞かれたり。
酔って、
楽しかった想い出がたくさんある。
酔って、
彼の革の鞄に
お酒をこぼしてシミをつけてごめんね。
お高い鞄なのに、
申し訳なかったわ。
飲みすぎて気持ち悪くなったり
ぐだを巻いたりしたことはない。
彼とのお酒は
いつも美味しくて
酔ったとしても心地の良いお酒。
想い出に頬が緩む。
女はとかく、いろんなことをしてもらっても
まだまだ現実を更新したがる。
もっともっと欲しがる。
男の人は、
想い出に浸ったり、
力に変えることができるらしい。
でも、今日のわたしは、
想い出を力に変えて、
幸せを噛み締めたいと思った。
Source: 女坂
