サプライズプレゼントをいただき、
着けてもらったまま
嬉しかったのか
酔ったのか、
はたまた彼に酔ったのか
ふわふわした心持ちのまま、
会話も食事も進んでいた。
何より彼が予約しておいてくれたコース料理は
食べたことのない地方の食材とお料理で
どれを食べてもとても美味しかった。
話は、プレゼントのことばかりではなく
昔の話や近況報告、時事ネタまでw
それから、今後一年の話を。
「来年の誕生日までにどんな予定ある?」
などと彼は聞いてくる。
俺はこんな予定があるよ、と話す。
現在を楽しむことはもちろん
あえて未来のことを話に入れ込んでくる彼。
わたしは何も言わないけどわかってるよ。
一年後もまた祝ってくれるんだよね。
途中お手洗いに行って、
戻ってきたわたしに、
遅かったから心配になって迎えに行こうと思ったよ、と言い、
彼が立ち上がって途中まで来ていた(汗)
お手洗いに行く時も
場所わかる?
などと聞いてくれていた。
彼だって初めて来たお店なのに(笑)
十分な大人、
わからなかったらちゃんとお店の人に聞くよ?
とにかくわたしのことを気にかけて
心配してくれる。
本当に優しいしありがたい。
この歳になって
こんな扱い誰にもされたことないよ。
そのくせ、
同じことを何回も言ったり
下世話な話をしたり
姿勢が悪かったりしたら
彼に注意される。
だからこのときも、
何か注意された時に
「厳しいなあ…w」
とわたしが言うと
「厳しいか?」と聞く。
「 うん厳しいよ。
でもちゃんとそうやって言ってくれるところが好きなの。
わたしいっつも
好きとか大好きとか言ってるよね 笑笑」
と言うと
彼は黙ってそれでも
嬉しそうな表情で
軽く炙られた赤身のステーキに
箸でひたすら塩を乗せていたw
きっと色んな事を考えていたんだろうなと思う。
それだけわたしたちは長く、深く
いろんなことがあっても繋いできた。
そしてこれからも色んなことがあるだろう。
楽しく美味しい食事はやがてデザートになり
お腹いっぱい、
と言いながらも全部たいらげたわたしを
彼はまたからかった。
彼の前では自然体で
それでも女性らしさを忘れず
穏やかで優しくいられる。
気が付くと2時間半もゆっくりと食事をしていたのだ。
ふたりでいると時間なんてあっという間に過ぎる。
ずっと一緒にいたい。
それは無理なことだけれども
なるべくたくさん会いたい。
やはりここは
わたしの魂の居場所だ。
夜はすっかりふけてきたが
キラキラとダイヤは光っていた。
Source: 女坂
