デパートではなく、
ファッションビルのアクセサリーショップへ。
一緒に選ぶのも楽しい。
でも、サプライズで、
アクセサリーケースをパカーンていうのも嬉しいかな、なんて。
彼の選んだものは間違いないと思ってるから。
今回は
サプライズではないけど、
買ってくれるっていう気持ちと
その言葉と、
ふたりで買い物をしているという現実が
そのすべてが幸せだった。
どれがいい?
これは?
ん〜ちょっとね。
じゃ、これはどう?
うん、いいね。
身につけるもの…何かはナイショだが、
前にいただいたものは秋冬用とし、
今回買ってもらったのは春夏用にしようと思う。
それは、
きれいなケースに入れてもらって、
かわいい袋で渡された。
女の人が一番嬉しい瞬間かもしれない。
おばさんでも、女の子と同じになるのだと思った。
中学生の時に付き合っていた同級生に、
麦わら帽が揺れるようなデザインのブローチと
別のときには
ハートのペアのロケットペンダントをもらったことがあるのだけど、
その彼も一生懸命考えて、
お小遣いを使ってくれたのだなぁ、と思う。
モノ…ではなく、
モノ…に込められた気持ちが
女は嬉しいものだ。
時間のない中、プレゼントを買っていただき、
その足で駅まで行き、改札まで見送った。
そして、
見えなくなるまで手を振りあった。
それは、
以前のふたりと何も変わらなかった。
家につく前の彼からメールが来た。
「今日はありがとう。最高の休日になったよ。」
と、書かれていたけど、
それはわたしのセリフ。
彼には感謝してもしきれない。
「今日は来てくれてありがとう。
最高の誕生祝いになったよ。
…ずっと忘れない。」
そう彼に返信した。
Source: 女坂
