この恋を、諦めなくてはいけないと思っていた。
今でも、「不倫」には変わらないのだから、
諦めないといけないのだろうが…
わたしはずっと彼に恋している。
彼に「事情」ができてから、
コロナ禍もあり会えなくなった一年は
死ぬほど苦しい日々だった。
何度も何度もひとり泣いた。
軽く付き合っていたら、
きっとこの間に別れていただろう。
でも、簡単に終われる関係ではなかった。
昨年秋、一年ぶりに再会。
このときは
もうそれまでみたいな、
身も心も貪り合う関係ではいられないと感じた。
それでも、
人として、大切な関係には変わりないかなと…
それからまた、5ヶ月…
コロナ禍と、大雪と、彼の病気で、
何回も延期になった。
でも、この5ヶ月は辛くはなかった。
そして、
わたしのお誕生日頃に行くね、と言い、
やって来てくれた彼。
わたしの顔を見ると、
「そうそう、今日はお誕生日プレゼントを買いに行こう♡」と。
会えただけでも嬉しいのにね。
「え〜〜そんな嬉しいこと言ってくれるの?♡」
わたしたちは、まだ恋人同士だったのかな。
夢のような時間が始まった。
Source: 女坂
