彼が…会いに来てくれた。
やはり彼と過ごす時間は楽しい。
そして、せっかちなわたしにたいして、
穏やかな彼。
というか、彼も昔に比べたら変わった。
いろいろあって、
苦しんで、考えて、
わたしとのこのこともきっと悩んで…
でも、それをちょっとだけ乗り越えたのか、
考えを変えたのか…
とても穏やかで優しかった。
ずっと話して、ずっと笑ってた。
途中、彼が仕事のメールチェックをしたり、
返信したりするときは、
わたしは邪魔をしないようにしたけど、
それでも彼の方は恐縮していた。
ごめんね、せっかく誕生祝いで来たのに、と。
わたしは全然気にしていないのに…
彼といる時間は、
本当に幸せで、
何を見ても何を食べても
感性がたかまっていくのがわかる。
わたしの持ってる毒のようなものが消えていく気がする。
こんなに幸せでいいのだろうか、と思った。
黙って景色を見ていたら、
その景色が涙で少しにじんだ。
Source: 女坂
