年末に、来てくれるらしい。
でも今度は、こちらの雪の心配があり、
また延期になるかもしれない。
わたしが彼のところに行くことには、
コロナが心配だからダメだと言う。
彼の気持ちには感謝するものの、
そうなると、予定のすり合わせが難しい。
彼の多忙さは理解してるけど、
延期になるたびに、ずらした用事をまた前倒しにし、
予定の日を丸々あけて、
又延期になり、またその用事をどこかに入れることになる。
相手のあることだと何回も変更するのは申し訳ないから、
もうずらさない。
また変更して、彼が来るという年末、来れなくなったら、
ずらしたことに、また悔やむことになるから。
あとは、天候次第。
それにしても、丸々フリーになった日が恨めしい。
彼は悪くないし、
謝ってもくれるのに、
それでもやさぐれた気持ちになるのはなぜだろう。
もう、幸せすぎたあの頃とは違うからだろう。
ばかみたいに楽しかったあの頃とは違うからだろう。
彼が前わたしに向けてくれた、
秘密の思いや時間を
ご家族に返さなきゃいけなかったから
仕方ないのだけどね。
でも、ほんの少しだけ、彼をわたしにください。
楽しかったあの頃の10分の1でいいから。
今はそう思いながら、
彼がまだ、「彼氏」でいてくれることが
わたしの支えになっている。
Source: 女坂
