夫と別れたいを、
彼に何度か言ったことがある。
でも、
夫と別れて、彼と一緒になりたいというのは別で、
彼の存在がなくても、
夫とは合わないのは事実だから、
別れたいと思った。
彼は、わたしを励ますような優しげな瞳で見つめてくれながら、
なぜ、別れたいのかを聞いてきた。
わたしが色々話すと、
彼は夫の性格をすぐに理解してくれたようで
「言い換えれば、素直な人なんだね」
と言った。
わたしに言わせれば、
単純バカ…みたいな夫なのだけど、
彼が、便乗して夫を悪く言わないことや、
わたしが何で怒っているかを理解してくれたことが嬉しかった。
(わたしも奥様のことを悪く思ったり、言ったことはないけど)
ああ、
なぜ、独身のときに
彼みたいな人を見つけられなかったのだろう。
や、
見つけたかったけど、
出会うことが出来なかったのだ。
遅かったけど出会えてよかったと思う。
たとえ、道を外しているとしても…
Source: 女坂
