ふたつの坂があったら、
急な勾配がある坂は、男坂といい、
緩やかな方は、女坂という。
確か、東京のある場所には、
男坂と女坂と呼ばれる坂があるそうだ。
わたしがブログタイトルを「女坂」としたばかりに、
彼が、男坂を引き受けてしまったのだろうか。
そんな気さえする、今の彼の状況。
甘い婚外恋愛は、
いつまでも続くとは思ってはいなかったけれど、
でも、4年、5年、経つと
それは非日常ではあるけど、
また日常にもなっていった。
定期的な逢瀬。
怖いくらい幸せな関係。
わたしの気持ちが、
年数を重ねることに彼に傾いていったことを、
彼もわかっているだろう。
そして、そのことは嬉しかったに違いない。
でも、
突然に、事態は変わる。
そんな自分の気持ちにさえ、
彼は後悔の念を持っているかもしれない今。
でもね、
手を繋いでこの坂を登り切ったら
またなだらかな道が見えるはずだよ。
手を繋ぐのは、それは、
わたしではないのだけれど…
Source: 女坂
