イケメン君と新彼女は
同僚たちにバレないように付き合っていた。
噂になっても、単なる噂だと
みどりは思っていたようだ。
実は、イケメン君と新彼女は、
付き合う前から噂になった。
たまたま、私服の好みが似ていたこと、
宴会でイケメン君が彼女に話しかけたりしていたから。
付き合ったことは誰にも言わなかったので、
まさか?付き合ってはいないよね、
って感じだったようだ。
ある日、
みどりの仲良しが、
イケメン君と新彼女が夜、車に乗っているのを目撃した。
次の朝、仲良しらは喫茶店であさイチお茶をする。
そのときに、
昨日の夜、見たよ。
あんたの後輩のイケメン君と、
たぶん、あんたの後輩が
イケメン君の車に乗ってたよ。
家とは違う方向に走ってたよ。
そんなことをみどりに教えた。
みどりはショック受けた。
まさか、
あのふたりが…
仕事前なのに気持ちが暗くなってしまった。
新彼女の顔を見たくない。
そんな気持ちにもなった。
可愛がっていたイケメン君が、
自分の車に乗せてどこに行ったの?
もう男女の関係なのか…
噂は本当だったのか。
仕事にならなかった。
気分が悪いと言って仕事を離れて、
友人の職場へ行った。
職場に戻ってくると、
何も知らない新彼女が、
みどりに言った。
「どうされたのですか?顔色悪いですよ。」
別に…
みどりは、
おまえだけには言われたくないと、
顔をそむけた。
続く…
Source: 女坂
