イケメンの新入社員が入社してきた。
先輩社員のみどりは、彼の教育担当になった。
仕事のやり方をイケメン君に教えながら、
体育会系で爽やかで、初々しいイケメン君を次第に好きになった。
みどりは、ぽっちゃり体型で姐御系な物言をする。
イケメン君より、一回り歳上。
既婚で、小学生の子供がふたりいる。
ときどきツッコミが鋭くて、
後輩の女子社員を泣かすこともあった。
厳しいというより、言葉がきつい。
まあ、仕事もできたので、
イケメン君の指導を任されたのだろう。
みどりは、
爽やかなイケメン君を次第に好きになる。
イケメン君は、運動をしていたので肩幅はガッチリしているが、
全体的にはスラッとしていて細マッチョ系。
スーツがとても似合う。
そんなイケメン君は社内でも人気者になるのはすぐだった。
人気者、そして女の子にモテる。
誰もがカッコイイと思う。
そんなイケメン君の教育係は自分だ。
いつの間にか、彼氏のような気持ちになっていった。
いつも、一緒。
仕事も、職場の飲み会も隣。
飲み会終えて家にまで送らせる。
イケメン君が、送り狼になったかどうか、
そのときふたりに何かあったのかはしるよしもないが。
イケメン君は、普通に同世代の社員と恋をした。
社内恋愛だ。
その彼女は、社内でもとても目立つ可愛い子だった。
そのことを、みどりは知ることになったが、
その可愛い子が、みどりの好みではなかったのか、
単なる嫉妬なのか、
「イケメン君はもっと綺麗な子と付き合えばいいのに…」
と、本人にことあるごとに言っていた。
その2年後、
イケメン君はそのこと別れ、
違う女の子と付き合った。
1つ年上のまた、違うタイプの子だったが、
最初の彼女とよく似たスタイルだった。
そう、イケメン君は、
スラッとしたスタイルが良い女の子が好みだった。
ちなみに、みどりはぽっちゃりで、
背も小さい。
しかし、
みどりとイケメン君は相変わらず仲は良かった。
話すことも多かったし、
いつもからかいあったりしていた。
でも、
新しい彼女のことは言わなかった。
何故なら、
新しい彼女もまた、みどりの後輩だったからだ。
もし知ったら邪魔をされるに違いない。
イケメン君も、新彼女も、
誰にも内緒にしていた。
続く…
Source: 女坂
