すごく疲れてたのか、安心したのか、
彼に腕枕されて、
彼の身体に顔をぴとん…とくっつけたまま
しばらく眠っていた。
いつもなら、
彼のほうが眠っていて、わたしはうつらうつらしているのに、
この時は、わたしは熟睡してたみたいで、
目覚めたら、どのくらい時間が経ったのかもわからなかった。
彼は、
よく眠ってたね、珍しいね。
と言い、
たぶん、動かないように気を遣ってくれてたんだと思う。
目覚めてしまえば、
何度も腕に抱えて抱きしめてくれる。
寝返れば、また後ろから抱きしめてくれる。
彼の腕枕の中は、本当に安心。
お話するときは、
肘をついてわたしの顔を上から見ながら
守ってくれるような優しい視線を送ってくれる。
声はもちろん、優しく、澄んだ甘い声。
幸せなひとときだった。
もう、1週間経っちゃった。
Source: 女坂
