広いベッドに寝転び彼を待つ。
彼はわたしに寄り添うと
すぐにわたしを組み敷いた。
なかば押さえ込まれているような感じだが
それはわたしにとって嫌ではない。
強く強く求められるのは
女の悦びだ。
ましていつも優しい彼だから
このギャップにわたしも興奮が増すというもの。
組み敷かれくちびるを求め合う。
舌を絡ませる。
何度も何度も求め合う。
会話はない。
囁きもない、
こんな日は珍しいかもしれないくらい、
ふたりとも昂まっていた。
言葉は要らなかった。
それから
彼は最近とみに好きだという、
わたしの乳房を吸った。
左右均等に、強く強く吸った。
痛みをやや伴うが
それがまた気持ちよかった。
吸った後は手で揉みしだかれた。
悪くない。
荒々しさが良かった。
組み敷かれたまま、
首筋にキスをされた。
キスをしたまま、
手は乳房や身体を弄る。
強く抱きしめられる。
首は一番感じるし、
と同時に
逃げられないほどの強さで抱きしめられるのが
たまらなく気持ちいい。
この時点ではわたしは
喘ぎ泣き、
涙も流し、
乱れに乱れていた。
Source: 女坂
