彼と一緒に行きたいお店、場所が
いくつかある。
前に行って美味しかった店。
ふたりが好きな大人な街。
わたしが連れて行きたい店。
でも、
月いちだから、
ひとつづつクリアすると、
まだまだ先になる。
そのうちにまた、行きたいところが出てくる。
彼には言っていないけど、
わたしが行きたい場所もある。
一回に一緒に行っても何ヶ月もかかる。
まだ先だね〜〜
っていうと、
すぐだよ。
と彼は言う。
彼は長いスパンで、
わたしとのことを考えている。
けど、
わたしは来年のことはわからない
そう思ってしまう。
わたしはなんだか焦ってしまう。
年齢のことを考えて
生き急いでいるのかもしれない。
そんな焦っているわたしを
彼は一笑するだけだ。
男の人って、
デンと構えていないと
きっと女はもっと不安になるのかもしれない。
彼は、あえて、
そうしているのかもしれない。
彼だって、
なかなか逢えないこと、
平気なわけじゃないだろうから。
Source: 女坂
