私は震える手でスマホのロックを解除しました。
その手をじっと見つめる西条さん。
これだけで、後ろめたいことがあると、白状しているようなものでした。
西条さんは私のスマホを5分ほど無言で確認した後、はーっとため息をつきました。
『一昨日の夜は何してたの?』
と、聞いてきました。
何も答えられずにいる私に、
『すみれは患者が急変したってラインで言ってたけど、その時間の病棟のカルテを隈なくチェックしたけど、呼ばれるほどの急変患者いなかったよ。』
と、たたみかけるように続けます。
無言で俯く私、、、。
そんな私に、
『一昨日の夜中に着信ある豪田って誰?』
と聞いてきました。
震える手足。
ひどく息苦しくて、私は喘ぐように息をしました。
こんなになっても、頭の中では、 必至に言い訳を考えていました。
まだ不倫だと、バレたわけではない。
どうしよう。。
酔っ払った友達ということにしようか、、、
そんな私の目の前に、小さな銀紙のようなものが差し出されました。
一目でそれが何か分かりました。
使用済みのピルのシートでした。
なぜ、、、。
何重にもティッシュでくるんで
捨てていたのに、、。
Source: アラサー女医の不倫ブログ
