https://dot.asahi.com/aera/2020092300012.html
撮影が始まったとたん、3人のモデルスイッチがオンになった。なかでも齋藤飛鳥は圧倒的な集中力を見せ、わずか2分でソロ撮影を終えた。
齋藤は、2011年に結成された乃木坂46の1期生であり、今やグループの顔だ。だが、乃木坂が初めてAERAの表紙を飾った16年3月14日号では、小さく後方に写っている。
「あっ、ここにいますね。私は常に前のほうにいるタイプではないですし、昔はアンダーメンバーにもいて、下積みをしてきた自負があります。あの頃の自分をちゃんと信じてあげられたからこそ、こうして一歩ずつ進めているのかなって」(齋藤)
グループは今、転機を迎えている。長年にわたり乃木坂を支えてきたメンバーが相次いで卒業し、来月、白石麻衣もグループを離れる。3月には新4期生として5人が加わったばかりだ。
「乃木坂46は年齢に関係なく全員が輝ける場所だと思う。それぞれが自分を磨いていけば、みんなで集まった時にすごいグループになる。加入前に見ていた乃木坂46がまさにそうでした」(山下美月)
「ステイホーム期間は何もできなかったように思っていたけど、活動が再開してみんなで集まった時、一人ひとりが前を向いているなあって思えて。個々で強くなっているんだなと感じました」(梅澤美波)
「アイドルをやっていて思うのは、変化ってなかなか受け入れてもらえないのかなということ。私はそういう風潮が好きじゃなくて。
何かを失ったり、後退したりしてしまうこともあるかもしれないけど、これから乃木坂がどう変化していくかを楽しみにしたいんです」(齋藤)
続きを読む
Source: 乃木坂46まとめの「ま」
齋藤飛鳥を支える「下積みをしてきた自負」 乃木坂46結成10年に「変化を楽しみたい」