望月教授は、アメリカのプリンストン大学を飛び級で卒業し、異例の若さで京都大学の教授になった経歴を持つ天才数学者。今回、証明の成功が認められた「ABC予想」の論文も、あまりに難解すぎて付いていける数学者が多くはおらず、査読に8年もの時間を要したとのこと。
そんな望月教授ですが、2016年の大晦日には、NHK紅白歌合戦で欅坂46の「サイレントマジョリティー」のパフォーマンスに感銘を受け、歌詞や振り付けの内容を数学になぞらえた論考をブログに綴っていました。

「サイレントマジョリティー」をめぐる数学的論考の中で、望月教授は平手友梨奈が拳を振り上げる動きをδ（デルタ）関数のグラフにたとえて説明していますが……うーん、天才の考えることは凡人には一割もわかりません。