第2回目は埼玉西武ライオンズのファンで、地上波できつねダンスを披露して話題を呼んだ「乃木坂46」向井葉月が“獅子愛”を語り尽くす。

――向井さんがライオンズファンになった経緯を教えてください。
「西武線を利用する機会が多かったのですが、その時にちょうど『ライオンズフェスティバルズ2016』のエメラルドユニホームを見て、気になりだして……。もともとソフトボールをやっていたので興味はあったのですが、せっかくこんな近くにプロ野球チームがあるのだから応援したいなと思って、応援するようになりました」
――特に岡田雅利選手を応援しているそうですね。
「最初は菊池雄星投手（現・ブルージェイズ）とか、有名な選手に注目していたんです。岡田選手は正捕手ではなくても、森選手（友哉）を育てるパパのような役割だったり、試合前の円陣での声かけだったり……、とても温かい選手。決めてほしいところでバントを決めてくれたり、辻前監督（発彦）からの信頼が厚いところにも惹かれて、応援するようになりました」
――今年9月にフジテレビ系で放送された「FNSラフ＆ミュージック2022～歌と笑いの祭典～」では、岡田選手のユニホーム姿で「きつねダンス」を披露して大きな話題になりました。
「西武ファンの方で『初めてオンラインイベントにきた』という方がけっこういらっしゃって、自分の野球愛が本当の西武ファンの方に伝わったのがうれしくて……。もっともっと、西武を好きになりました」
――配信の中で「始球式をやりたいから爪痕を残したい」と話していましたね。
「正直、始球式をやると『その試合の勝敗を背負っちゃうのかな』って思っていて、負けたら選手に申し訳ないと感じてしまうところもあるので、これまで『始球式をやりたい』とは言ってこなかったんです。でも、あのベルーナドームのマウンドにもし立てることになったら、一生の宝物になると思うので、立ってみたいです！
　爪痕を残せたかどうかは分かりませんが、西武愛は伝わったかなと思います。始球式も憧れますが、キャンプやファームの試合ももっと見に行きたいですね。選手の練習する姿を応援しにいきたいんです。あとは、試合を盛り上げてくれる応援団がいる外野スタンドにも行きたいですね。外野スタンドが芝生だったときは、よく立ち見で遊びに行っていたんですよ」