「何もない毎日を変えたい」、そんな思いで受けたオーディションからまもなく4年。人生が大きく変わったこの期間は、コロナ禍とも重なる。

「先が見えない時期もありました。それでもみんなで一緒に考えて行動して、いろんな挑戦をしていく中で、間違いなく絆は深まったと思います」

日常が戻りつつある今は、やりたいことが芽生えてきたという。

「加入して、ずっと精一杯で、そしたら1年でコロナ禍になってしまって。そんなこともあって、なかなか先輩たちと食事にも行けませんでした。今後はそういう機会も増やしていきたいなって。

先輩方と話していると、美味しいお店やお酒とかもすごく知っていて、それがサラッと会話の中に出てくるのがカッコよくて。

私も早くそんな大人の女性になりたいんですが、いつまで経ってもその距離が埋まらないことに愕然としています（笑）」

以前、東京カレンダーに登場した3期生の先輩、与田祐希さんからは「東京カレンダーで撮影したお店、すごく良かったから今度行こうよ」と、声を掛けてもらったのだとか。

「今回撮影したお店も、ぜひメンバーとも一緒に訪れたいですね。お店のスタッフの方もみなさん優しくて。

なかなかお店を知る機会もないので、与田さんみたいに東京カレンダーさんきっかけで、“なじみのお店”を作る一歩を踏み出せたら素敵ですね」

輝く個性の集合体として、強い光を放つ乃木坂46に、また新たな光が加わる日も近いだろう。

その中心に賀喜さんがいることは疑いようもない未来だ。