クマサン、ついに村役場に来庁　住民登録も近そう

　4日午前9時50分ごろ、青森県西目屋村の村役場にクマ1頭が侵入した。

　村によると、クマは役場1階の正面玄関の自動ドアから侵入し、さらに中にある自動ドアも通過してロビーに入った。その後、奥にある事務室入り口のガラス製のドアにぶつかったが、ドアが開かなかったため、正面玄関から出て役場の北側へ走り去ったという。ドアに何かが複数回ぶつかるような音を聞いた職員がロビーに向かったところ、クマが逃げていくところを目撃した。

【動画】役場に侵入したクマ（防犯カメラの映像から）＝西目屋村役場提供

　クマは体長約50センチの子グマとみられる。職員や来庁者にけがはなく、建物への被害もなかった。

　村は職員や来庁者の安全を考慮し、当面は自動ドアを手動に切り替えて対応する。

　村では連日のようにクマの目撃情報が寄せられているというが、役場職員は取材に「役場に野生動物が入ったなんて聞いたことがない」と驚いた様子で話した。

　役場へのクマの侵入を受け、村は小学校や保育園、役場周辺の施設などに注意を呼びかけ、村内のパトロールを強化した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1996b2aba7be0b1d908411fd22828ac5e87359a2

正面玄関から入ってきたらもう認めざるを得ない