
引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1759184623/
レッドソックス3Aでマイナー生活を送っていた昨年6月にイップスを発症。文化も言葉も違えば、野球をやる環境も選手評価の本質も日本とは全く違うアメリカで、人知れず苦闘した。高みを目指して単身で海を渡ったが、思うようにいかない日々に「オレはここに何しに来たんだ…」と自らを責める毎日。精神がすり減っていく中で、ストレートを投げる際にボールを引っ掛けるようになった。選手生命に関わる事態。イップスになった人間にしか分からない絶望感を抱いていたのは容易に想像できる。妻子ある身。未来を描けない切迫感と不安でいっぱいだったはずだ。
人それぞれ置かれた境遇は異なる。顔の見えないネットの世界では、思いやりに欠ける声があふれる。今回寄せられた手記で明かしたように、日本ハムではなくソフトバンクを選ぶに至った背景がある。古巣には尊敬する人たちが数多く在籍している。そんな愛着あるファイターズに断りを入れる時、どんな心中だったのか。
申し訳なさで言えば、沈痛だったのは主人に代わり家を守る夫人の心労。夫に向けられる批判、身の危険を感じる書き込みに身構えるのは当然だ。それでも、上沢が進む道を支持し「見返してほしい」と背中を押した。当時を回想する最中、頰を伝う涙が上沢が背負った苦悩を物語っていた。
イップスを明かしたのは「同じ症状の人に勇気を与えることができれば」との思いから。猛批判にも「自分が言われる分はいい」と受け止め、腕を振った右腕。ファイターズファンからの厳しい指摘は「かわいさ余って憎さ百倍」の反応だと記者は思っている。まさに、愛されていた証拠だろう。
バッシングが激しかった春先、日本ハム関係者にこう言われた。「上沢君って、ナイスガイでしょ? 人が良い。本当にみんなから好かれている」。敵となった古巣から聞こえてきた声には、真実味があった。(ソフトバンク担当・福田孝洋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8371fc255a65d1b46b1e8b95dabcd51dc3e19e60
黙っとけばいいものを
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Source: なんJ PRIDE
【悲報】上沢直之 妻の〝見返してほしい〟に涙…イップス告白は「同じ症状の人に勇気を」