引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1754545303/
ーまず、中井監督の指導哲学をお伺いします。広陵野球部監督に就任され、30年以上指導されています。一貫して大事にされていることを教えてください。
「私が目指しているのは、みなさんに“応援してもらって、勝てる野球”です。“勝てる”が先にくるのではなく、みなさんに“応援してもらって”が先。言い方を変えると“愛されて、応援されて勝てる”チームということです。高校3年間というのは、野球をするだけではなく、学校やOB、周りの方に、野球以上に生きる力を教えてもらい、身につける場所だと思います。また、僕自身が野球以外にも厳しいので『当たり前のこと』です。ウチのように部員数が多ければ、ベンチに入る人数より、裏方に回る子の方が明らかに多いわけです。3年間控えをやり通した子が『広陵で良かった』『中井の下でやれて良かった』と思ってくれる指導をしていかなければいけないとも思っています。卒業した後に分かることもたくさんあります。私は単純に分かりやすく伝えているつもりです」
ー「ありがとう」という言葉が監督室にも飾ってあります。
「何事も当たり前になってはいけません。『ありがとう』の反対語は『当たり前』という意味で考えています。大人になり、年齢を重ね、立場が上がっていくと『ありがとう』は、なかなか言わなくなりがちです。私は育ってきた環境もあり、年下の教え子にも『ありがとう』や『大丈夫か?』という言葉を意識せず発するタイプなので、発しない人のことはなんとなく分かってしまいます。だがらこそ、そういうことを伝えていきたいと思っています」
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Source: なんJ PRIDE
広陵野球部中井監督「応援されて勝てる野球を」当たり前にせず“ありがとう”を言ってほしい」