
引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1750293895/
「ホームランをたくさん打てる選手になりたいです」
身長173センチ体重83キロ、がっちりとした体格から鋭い打球を放つ荒木祷聖(あらき とうま)選手(14)。プエルトリコで開催された世界大会の日本代表にも選ばれた実力者です。
指導する中田亮(なかた りょう)監督もその実力に目を見張っています。
中田亮監督「打撃は(県内)トップクラス。対応力がすごいバッターだと思います」
そんな荒木選手、中学卒業後は甲子園を目指す訳ではないようです。
――甲子園に興味は?
荒木祷聖選手「ないです」
――どうして?
荒木選手「ただの大会だからです」
荒木選手は、熊本市が拠点の硬式野球チーム『熊本西部ボーイズ』でプレーしています。全国大会出場経験のないこのチームを選んだのには、理由がありました。
荒木選手「監督ですね。人によって上手いところ、下手なところがあるけど、監督はいいところを伸ばしてくれる。自分に合っているなと。雰囲気などが好きだったからです」
特に「バッティングに磨きをかけたい」とする荒木選手。その考えを尊重する中田監督のもとで練習に励んでいます。
中田亮監督「本人の長所を生かす、長所を伸ばした中で苦手なところを少しずつ克服していくという指導方針をしています」
自分が必要と感じることに全力を注ぎたい。そんな荒木選手は、中学卒業後も我が道を進もうとしています。
荒木選手「アメリカの高校を卒業してメジャーリーガーになりたいです」
野球を始めたころからアメリカの豪快な野球に憧れる荒木選手。
去年(2024年)8月、貯め続けたお年玉を使ってアメリカの高校に約2週間、野球留学しました。そこでレベルの高さを肌で感じ、日本と異なる環境を目の当たりにしました。
荒木選手「みんなレベルが違って。練習時間がすごく短くて自主練習を結構頑張ってやっていた。(日本にいたら)追いつくのにも時間がかかるし、無駄な時間を過ごしてしまうのは嫌なので」
中学卒業後は自分のスタイルに合いそうなアメリカの高校に行くと決めました。そして今、さらなるレベルアップを目指し日々バッティングの研究をしています。
荒木選手「海外の人たちのバッティングを見て、こうすればもっと飛ぶんじゃないかなどを考えています」
飛距離を追い求めるスイングを体に染み込ませます。また、バッティングに必要な体の強さを身に着けるため総合格闘技にも取り組んでいます。
総合格闘技にも打ち込む荒木選手(左)
中田監督「(荒木選手の)魅力的なところは夢に向かって疑いもなく行動できるところ。そこは本当に感心する」
ただ、一つ心配なことが…?
荒木選手「全然です 頭悪いです」
荒木選手が通う熊本県荒尾市の中学校で、授業の様子を覗いてみました。
英語の発音は少しおぼつかないようですが、海外での生活を経験して勉強への意識が変わったことで、本人は手ごたえを感じています。
荒木選手「少しだけ成長しました、話すときに少しわかるなと」
苦手な勉強にも熱心に取り組むようになった荒木選手の姿に先生たちも心を動かされたといいます。
担任 村上国生先生「不安も大きいとは思うけど、自分のやりたい道だからと向かっていくところ、応援したいなという気持ちになりました」
リスクを恐れず目標へ一直線。夢の舞台へ駆け上がります。
荒木選手「メジャーリーグでも、トップの選手になりたいです」
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Source: なんJ PRIDE
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