引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1749894696/

「日本代表は、”ふだんサッカーに興味がない人”が興味を持つから、ここまで強くなれた」のだ。
つまりこの件に関しては、”ふだんサッカーに興味がない人”も当然批判する権利はある。
私は地上波キー局で、編成局の予算担当部署に数年間いたことがあるので、
ドイツW杯のアジア最終予選をテレビ朝日が独占中継した際の入札金額なども把握しているが、
本戦はもちろん予選から放映に関して極めて高い金額が動くのがワールドカップ。
上記の記事からもFIFAワールドカップの日本での放映権は総額300~400億ということが分かる。
メディアがこの金額を負担できるのは、”ふだんサッカーに興味がない人”が見るから・興味を持つからに他ならない。
こちらのグラフは株式会社マクロミルによる2024年スポーツマーケティング基礎調査から。
長年日本代表ファンより各NPB球団のファンの方が多かった野球に対して、
サッカーはずっと各Jリーグチームのファンよりも、圧倒的に日本代表ファンが多い状況で推移している。
「ファン」を明確に自認していなくても「テレビでなんとなく見ている」まで加えれば、野球はより各球団優位になり(特に地方都市では地元球団の試合を地上波ゴールデン中継しているため)、サッカーはより日本代表優位になるだろう。
つまり、「日本代表だけ応援する」「日本代表にだけ興味を持つ」「日本代表戦だけなんとなくテレビのチャンネルを合わせる」”ニワカ”頼みで、
超高額な放映権を獲得できるのが、サッカーのFIFAワールドカップ中継の現状なのだ。
またW杯だけでなく、日本代表にニワカファンがいるお陰で、KIRINカップを始めとする国際親善試合も組めて、当然日本代表の強化にも役立っている。
つまり強い日本代表を無料で観戦できるのはニワカ込みでのファン・視聴者の総数のお陰なので、コアなファンほどニワカに平身低頭感謝するべきですらある。
という訳で、コアなサッカーマニアほど、日本代表に関してはニワカの意見を「ニワカであること」を理由に批判しないようにして欲しい。バカだと思われるので。
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Source: なんJ PRIDE
佐野海舟の日本代表招集で、“ふだんサッカーに興味のない人の批判”を絶対に叩いてはいけない理由