
引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1745439769/
試合後の藤川球児監督(44)は、待望の今季1号をマークした殊勲の男についてコメントを求められると「まあ、これからでしょう。何も気にしていなかった」とサラッとした言葉に終始。だが、そんな指揮官の口から〝本音〟らしきものがこぼれた落ちたのは、先発登板した門別啓人投手(20)の話題に及んだ時だ。
「5、6回にギアが上がると思ったんですが、まだまだ若いので。5回で降板して勝つというキャリアではまだない。またチャレンジしてもらう」
門別は2―1と1点をリードして迎えた6回から制球を乱し、先頭打者への四球と安打などで一死一、三塁のピンチを迎えて交代。結果的に2番手の桐敷が同点に追いつかれたため、一時は手にした2勝目の権利を失うこととなった。
チーム防御率2・48は12球団で2位。球界屈指の投手力を誇るが、今季の先発投手陣のクオリティースタート(6回以上、自責3以下)率は、全球団で最低の30%と驚くほど低い。トップの広島(70%)とは倍以上もの差をつけられている。
この日のように先発投手が5、6回途中で崩れ、走者を背負ったまま交代→イニング途中の難しいシチュエーションで、中継ぎ陣が負担の大きい登板を強いられる――。こうしたパターンが何度も繰り返されている。
前日22日のカード第1戦に続き及川、石井、岩崎らのブルペンエース勢はこの日で2連投。24日のカード第3戦でセーブシチュエーションが発生すれば、虎ベンチは難しい選択を迫られることになる。
球団OBは「球児くんもブルペンで長く活躍してきた投手だから、彼らの心情やコンディションは理解できていると思うけど…。チーム全体をマネジメントすることの難しさを今は感じているのではないか」と複雑な現実と格闘中の虎指揮官を思いやる。
貯金を今季最多の「3」とし、開幕から続いた一進一退状態からようやく抜け出しつつある藤川虎。それでも試行錯誤はまだまだ続く。
及川 11試合
石井 10試合
岩崎 10試合
桐敷 9試合
これは多い
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Source: なんJ PRIDE
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