現地観戦記者「小笠原慎之介は投げミス無くコースぎりぎり突いてたが、3A打者に滅多打ちされてた」

4回7失点　被安打9　与四球0
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9825aa89926ce07fa14ef6865f43bf1314f283c

結果よりも心配なのは、その打たれ方だった。

小笠原が許した９安打のうち、真ん中近辺の甘いコースだったのは１本のみ。
ストライクゾーンぎりぎりを弾き返されたヒットが４本あり、ボール球を打たれたのも２本あった。

また、この日は三振ではない打球が１９本あったが、そのうち初速９５マイル（約１５３キロ）以上の通称『ハードヒット』が９本あり、ハードヒット率は４７・４％だった。
ちなみに、昨季メジャー投手の平均ハードヒット率は３８・５％で、一般的に４５％以上だと改善の余地が非常に大きいとされる。

球速に関しても、この日の最速は９０マイル（約１４５キロ）。
試合開始時の気温が５・６度と低かった影響もあると思われるが、球が走らなかったためか、空振りも９球のみで空振り率は２０％だった。
昨季は大リーグでも投手の平均空振り率は２５・９％で、一般的には２０％を下回ると厳しいとされる。