【検証】Jリーグ百年構想(1996年制定)はどれくらい実現できたのか？

Jリーグ百年構想は以下の三点や。一つずつ検証していく
(1)あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること。
(2)サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること。
(3)「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの輪を広げること。

https://aboutj.jleague.jp/corporate/aboutj/100years/

(1)あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること。

→多くのクラブは施設を自力で新設できず自治体にサカスタを集るので精一杯
→芝生におおわれた公園の広場をぶっ潰してスタジアム建設を計画するクラブも出る始末（湘南ベルマーレ）

(2)サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること。

→他競技のチームを併設しているクラブはいくつかある（アルビレックス、ベルマーレなど）
→しかし大多数はサッカークラブを税金頼みで維持するので精一杯

(3)「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの輪を広げること。

→各地にJリーグ専用スタジアムができてはいるが一般利用がほぼ不可なため「する」「参加する」には役立っていない
→Jの試合を開催しているので「観る」はある程度実現できている
あとユースチームやサッカー教室で「する」「参加する」もある程度実現できている
しかし「スポーツを通して」という大風呂敷を広げた割にはサッカー以外の競技に波及できてない