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11月20日午後、東京都内のホテルで12球団のオーナーや代行者が集まる会議が行われたのだが、終了後の両者には明らかな温度差があったという。
「記者からの質問に対し、阪神の杉山健博オーナー(65)は『FAは大事な人事の話ですから、人事の話に関して私から申し上げることは一切ありませんのでご理解ください』とゼロ回答。
一方、巨人の山口寿一オーナー(67)はFAについて吉村禎・編成本部長(61)に一任しているとしたうえで、巨人で『幸せな野球人生を過ごしてほしい。ジャイアンツというチームとしてもリーグ優勝、日本一という栄冠をつかみたい。そういう考えで選手に対して接している。是非、来ていただきたい』と言及しました。
さらに、『(巨人は)日本最古の球団として最も責任が大きいと自ら思っており、愛も深いとも思っています。是非そうしたチームの一員になって欲しい』と熱弁を振るいました。巨人が完全に前のめりになっていることがよく分かるシーンです」(全国紙プロ野球担当記者)
◆FA宣言した選手はいずれも欠席
そんな中で、FA宣言の決断が下るまで日々の動静を追うのが阪神担当記者に課せられた仕事。同日、スポーツ2紙は大山が今後行われる球団行事に全て参加予定であると報じた。
「1社は球団ゴルフ、ファン感謝祭の参加者名簿に大山の名前が入っている旨を粟井一夫球団社長(60)が明かしたことを報道。もう1社は、過去の阪神選手でFA宣言した平野恵一(45)、大和(37)、鳥谷敬(43)がいずれもその年オフの球団行事を欠席したと指摘しました。あたかも『大山が球団行事に出席するということは、残留を決意したのだ』と匂わせるような書き方です」(同前)
だが、これに大山は困惑しているという。事情を知る球団関係者が後を引き取る。
「前々からマスコミ不信があったのに、最後の最後までFAについてあることないことを書かかれてうんざりしているというのです。本人が最も困っているのは、現時点で全て参加に丸印をつけている球団行事に出席することが、阪神残留の〝一縷の望み〟として報じられてしまったこと。
今回はマスコミだけでなく、堂々と情報を漏らした粟井球団社長にも怒っているようです。残留を決めたと誤解されないように、球団行事をドタキャンすることも辞さない構えだといいます」(同前)
伝統の一戦の場外乱闘は、思いのほか長引きそうだ。
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Source: なんJ PRIDE
阪神・大山悠輔が球団社長に激怒!?「残留への最後の望み」だった「ファン感謝デーを欠席」の危機