引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1700055095/
往年の姿には及ばなかったが、多和田が3人の打者に対して中飛、見逃し三振、四球。降板後には目を潤ませ、応援に駆け付けた愛妻と5歳の長男が座るスタンドを見上げた。
「長くはなりましたが、2年前と違って元気になりました! 正直、(投球には)納得していないが、この舞台に立てたことが一番良かった」
西武入団3年目の2018年のリーグ最多勝右腕。順風満帆なプロ野球人生と思われたが、翌19年のシーズン中に自律神経失調症を患ってチームを離脱。周囲の視線にさらされるのが怖くなり、グラウンドにも出てこれなくなった。21年には育成選手となり、同年退団した。
病魔との闘い。その中で富士大時代の恩師・青木久典氏(50)が監督を務める社会人軟式野球チーム「六花亭」で再起のときを待った。六花亭は北海道の有名製菓会社で、普段は社員として菓子作りを手伝うなどフルタイム勤務。軟式から硬式球に握り替えたのは今月に入ってからで、この日の投球練習中には大暴投する場面もあった。
西武のユニホームを着用することも許可されていたが、迷わず六花亭を選んだ。「礼儀作法から始まって全て一から学んで、やっとしっかりした社会人になれたかな」と照れた多和田。「家族にはつらい思いをさせてきたので、もう一度NPBで頑張っている姿を見せたい」。静かに朗報を待つ。(東山貴実)
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Source: なんJ PRIDE
元西武・多和田真三郎がトライアウトに参加 「2年前と違って元気になりました!」