中日細川、球団では2010年の和田一浩以来となる日本人本拠地10本塁打を達成

細川成也、バンテリンで10本目のアーチ！　日本人竜選手では2010年の“師匠”和田一浩以来【中日】
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◇２９日　中日３―０ヤクルト（バンテリンドームナゴヤ）

　細川が“師匠”に続く一振りでチームを勝利に導いた。初回。先頭の岡林が左前打で出塁すると、村松の犠打で1死二塁。「速い球が来たら振ろうと思っていました」。ここで細川は、サイスニードの初球を逃さない。真ん中に入った143キロの直球を豪快に振り、左中間席に運んだ。

　チームに4試合ぶりの先制点をもたらす18号2ラン。自身としても、11日の広島戦（バンテリンドームナゴヤ）で放ったソロ以来、13試合ぶりの本塁打となった。中日が苦手にしているヤクルト・サイスニードだが、細川は、むしろ得意。今季3本塁打を浴びせ、すべて勝利に結びついた。

　18号は今季バンテリンで10本目のアーチ。日本人選手でシーズン2桁本塁打を放ったのは、2010年に14本を放った和田一浩（現・打撃コーチ）以来となった。昨年12月の現役ドラフトで入団し、プロ7年目の今季が出場試合数、本塁打数など全てにおいて自己最高を更新し続けている。「バンテリンは、広いので難しいですね。ここで和田さんの後に続けたことがうれしいです」。二人三脚で打撃に取り組む和田コーチに続けたことに胸を張った。

和田も細川も外様で草