引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1692494954/
ボンジーア、みなさん! 女子W杯もいよいよ佳境に入ってきたよ!
ブラジルが1次リーグ敗退しちゃった後は、なでしこジャパンを応援してたんだけど、彼女たちも準々決勝で消えてしまったのは残念だ。日本ほど評判のいいチームはなかったからね。でも大会は盛り上がっている。スタジアムもファンフェスタも満員。オーストラリア、ニュージーランドの人たちは心からこの大会を楽しんでいるよ。
だけど今回のW杯は、ピッチ上のこと以上に、おカネのことが話題になっている。FIFAに近い人によると、この大会は大赤字で、少なくとも25億ドル(約3642億円)の損失が出てるらしい。チケットは完売だけど、入場者収入だけじゃ賄えない。スポンサー収入は3億ドル(約437億円)と女子大会にしては史上最高だったけど、これって実は男子の18%に過ぎない。
お馴染みのスポンサーもいくつも降りている。男子大会より宣伝効果が低いっていうのが一番の理由だけど、もう一つ、この大会が「フェミニズム」を高く掲げちゃっていることもある気がする。スポンサーは男女関係なく商品を売りたいから、広告を出すのに躊躇しちゃったんだよね。
大会の予算を一番圧迫しているのは、ドンと引き上げた賞金だ。前回2019年に3000万ドル(約44億円)だった総額が、今回は1億1000万ドル(約160億円)。なんと一気に4倍近くになっている。ちなみに07年大会ではたったの580万ドル(約8億5000万円)だったんだよ。
参加した732人の選手全員には少なくとも3万ドル(約437万円)が渡され、勝ち進むごとにそれが増える。男子と同じ大きな大会にしたいって思いが、逆にFIFAの財布を圧迫しちゃったんだね。
■選手は「病気の母親に治療を…」と歓迎も
ただ、この賞金で人生が変わる選手がいるのも事実だ。男子だったら、もらったカネで車や時計を買ったりするんだろうけど、女子選手は違う。
例えば1次リーグで2ゴールを決めてチームをベスト16に導いた南アフリカのヒルダ・マガイアは、チームメートから「ブレッドウイナー(稼ぎ頭)」って呼ばれている。彼女のゴールのおかげで選手全員の賞金が3万ドル(約437万円)から6万ドル(約874万円)に倍増したんだからね。おカネの使い道を聞かれた彼女は「病気の母親に最適な治療と快適な家を買ってあげられる」と言っていた。
また、ジャマイカのデネイシャ・ブラックウッドは「もう男性に頼らずとも生きていける。新しいスタートを切れる」とこう続けた。
「サッカーがうまくても、生活のために辞めてしまう選手が多かった。でもちゃんとおカネがもらえれば、もっと多くの女子選手が育ってくれるはずだ」
それにしても困るのは、これからだろうね。ここまで風呂敷を広げちゃったFIFAはもう後戻りはできない。賞金やチーム数を増やすことはできても、減らすことはできない。そんなことをしたら、今回の試みは失敗ってことになっちゃうからね。これからFIFAの頭痛の種になるはずだよ。またどこかで会おうね!
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Source: なんJ PRIDE
【悲報】女子W杯、賞金を44億から160億に増やした結果3642億円の赤字になってしまう…