引用元: https://talk.jp/boards/livegalileo/1689636247
輝く太陽に届け、とばかりに「ビッグフライ」を打ち上げた。1点を追う8回2死。二刀流の2番・武田陸が左打席へ向かった。1メートル73、75キロの主砲がスライダーを捉えると、白球は逆方向の左中間席へ。9回のサヨナラ勝利につながる高校通算31号に「言葉が出ない…うれしいという一言しかない」と拳を握りしめた。
1人でゲームを支配する。それは二刀流だけに与えられる特権だ。21年夏、22年夏に敗れていた鶴岡東とのリベンジマッチ。その宿敵相手に投打でノリノリだった。投げては7安打2失点で完投。自己最速タイの147キロをマークした直球、打者の手前で急激に変化するスライダーで7三振を奪い「とにかく全力でやっただけです」とほほ笑んだ。
打者としても文句なしの逸材だ。2点を追う4回は右翼線二塁打で出塁し、三塁への進塁後に暴投で生還。6回は右前打、そして仕上げは8回の同点ソロとチームの7安打中3安打をマーク。「とにかく負けない」と気持ちをバットに込めた。
打力のある投手ではなく本物の二刀流だ。ネット裏では7球団のスカウトが視察。日本ハム・白井康勝スカウトは「真っすぐ、変化球ともに良い。打撃も1人だけ雰囲気が違う」と高評価を与えた。プロ入りを熱望する武田陸は「やれるなら(二刀流を)やりたい」とプロでも二兎(にと)を追う考えだ。
エンゼルス・大谷が道を切り開き、日本ハム・矢沢が続いた二刀流ロード。今年は武田陸がその道へ。14年夏以来の甲子園出場は、輝ける未来への通過点に過ぎない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b00b822a92a2be8533ee8842ec0fa49e1e1b86dc
武田は流行りの素材型上位指名枠で2位で消えそうなんだよな
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Source: なんJ PRIDE
日本ハム、高校No.1二刀流の山形中央・武田指名へ