引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1689298683/
投手は正面に打球が来たら捕ればいいのに、それができなかった。日ごろから守備の練習をしていない証拠である。投手は打者に対して一番近くに守っているから危ない。逆に言えば、痛烈な打球に慣れておく必要がある。危ないからと守備練習を避けているからこういうことが起こるのだ。
私がヤクルトの監督時代は投手陣に至近距離からノックの雨を降らせた。ノッカーには「体の正面に打つときは細心の注意を払え。受け損なったらケガをする。その代わり、左右には強い球を打て」と指示。尾花高夫など「殺さば殺せ!」と必死にノックを受けていたものだ。
さらに言えば、打者の傾向として、真ん中から外角寄りの球が投手を直撃する可能性が高い。そういうことを分かっているはずなのに、対処ができていないのだ。情けない。
立浪和義監督の就任2年目の今季、順位が最下位なのはまだいい。やっていることが最下位なのだ。立浪監督は内野手出身だけに、もう少し野球が分かっていると思ったが、本当に分かっていない。私が監督になれば、選手はもっと働く。三振して平気な顔でベンチに帰ってくるような選手を私は許さないからだ。
阪神に限らず、故障者が今季も多い。トレーナーという名の専門家を雇えば雇うほどケガ人が増えるということはどういうことなのか。
われわれの時代の巨人には吉田増蔵さんという専属医師がいた。死球で骨折した場合、自然治癒を待つのではなく、故障個所を元へ戻してギプスで固めた。こちらのほうが早い。私が大洋・稲川誠投手から頭に死球を食らったときに吉田先生に見てもらったら耳の近くの骨にヒビが入っていた。吉田先生は「すぐに治せる」と言った。
治療後に気分が悪くなって吐いたときに窒息しないように一晩中、私の枕元で見守ってくれた。そんな先生と比べると、今のトレーナーは何かあればベンチを脱兎のごとく飛び出してくるだけで何の役にも立っていない。病院へ連れていくためだけにいるのだろうか。
近本のケースは故障のうちに入らない。負傷後の遠征に一度は帯同したというではないか。骨が砕けたり折れたりしたら、激痛で立っていられない。吉田先生によれば、肋骨は一旦立ってしまえば痛くもなんともない。動き始めが痛いのだ。
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Source: なんJ PRIDE
大御所プロ野球OB「 順位が最下位なのはまだいい。中日はやっていることが最下位なのだ」