引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1688715768/
しかし今回、宮崎監督は映画の設計図となる絵コンテの制作に専念し、作画監督が具体化するという体制で進められました。
「僕は今回勝手にテーマを持っていて、“若い宮崎アニメ”が見たかった。それは絵によって決まりますが、今回の絵は全然違いますよ。だって、ミヤさんは「作画監督」という自分の大事な役割を若者に取られたわけでしょう。じゃあ絵コンテを描く時どうするか」
「作画監督は絵コンテを具体化しなきゃいけないから、ミヤさんの絵コンテは”こんなの描けるか!“みたいな芝居にあふれたんです。つまり自分じゃ描けないくせに、すごいのを押しつけた。でも、作画監督の彼は負けなかった。それによって、がぜん面白くなりました。こうした切磋琢磨が何かを生み出すと信じています」
「小説は原作ではありませんが、ミヤさんが子どものころに読んで受けた衝撃を、お客さんにも提供したいと思ったんでしょう。タイトルを聞いたときは正直、これをお客さんに問うのはどうだろうと思いました。ある種の、押しつけがましさのようなものを感じたんです。ところが、だんだん映画を作っているうちに、気がついたら世の中全体が『君たちはどう生きるか』という時代になってきた」
「今の日本で子どもたちが何を支えに生きていけばいいのか。それに対する宮崎駿監督の考えは、提供するものがあるのだと思います。僕は、それは娯楽だろうと言いたい。そういう中で僕らは学んできたんです。とにかく面白いものを作ろうとして、思っていたことは達成したつもりです。面白いことを僕は請け負いますよ」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230706/k10014119971000.html
宮崎駿監督は『怖いけど、この映画の本質を突いている』と絶賛したといいます。この鳥の顔のように見える1枚の絵だけのポスターには、“少ない手がかりから映画の内容を想像してほしい”という思いが込められています。
「宮崎駿監督が描いたこの絵は、本当はもっと全身がある。それをどのサイズにするか、ものすごく悩みました。もっと寄ったやつ、離れたやつを10種類ぐらい作りました」
今回のポスターには、ジブリ映画には欠かせない秀逸なキャッチコピーもありません。
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Source: なんJ PRIDE
鈴木敏夫「宮崎駿は絵コンテだけ。作画監督の本田雄に委ねられた。」「面白いことを僕は請け負いますよ」