アメリカさん、核のボタンを持って広島平和記念資料館に入館してしまう

黒いかばん持つ政府関係者が平和記念資料館に

「核のフットボール」と呼ばれる機密装置が入ったと思われるかばんを持って広島平和記念資料館に入る米政府関係者（１９日午前１１時１５分、広島市中区で）＝長沖真未撮影
　歴代の米国大統領には、軍最高司令官として核攻撃を承認できるよう「核のフットボール」と呼ばれる機密装置が受け継がれている。大統領には、この機密装置が入った黒いかばんを持つ軍人が帯同する。バイデン氏が広島平和記念資料館を訪問した際も、黒いかばんを持った米政府関係者が付き添った。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230519-OYT1T50126/

体を張ったブラックジョークやな

核攻撃命じる「核のフットボール」平和記念公園内に　バイデン米大統領の随行者、黒いかばん持ち運ぶ

　バイデン大統領が原爆資料館に入館した後、随行者が黒いかばんを持ち運ぶ様子が確認された。

　核のフットボールの中には、緊急時に核攻撃を命じる通信機器や認証システムなどが入っているとされる。

　米国とロシアは、敵国からの核ミサイル発射の情報が入れば、すぐ核兵器で反撃する警戒態勢をとる。大統領の随行者が核のフットボールを帯同することで、緊急時にも即時に反撃できることを示す狙いがあるもようだ。

　一方、被爆者からは「核ボタンを広島に持ち込むのは許せない」「犠牲者や遺族がどんな思いになるのか想像できないのか」などの声が上がっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/75d14046068e4ecfcb89dcb886e1a9ae5bd634fd