引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1676385429/
https://number.bunshun.jp/articles/-/856448?page=4
進退伺を出した末の続投、その決断の背景は?
――最後に原監督自身のことを少し伺います。昨年は成績不振の責任を取って、進退伺も出した末の続投となりました。契約上の任期はあと2年ありますが、続投を決断した背景にはどんな気持ちがあったのでしょうか?
「去年、あのままで辞めさせてもらえるなら、それはそれで仕方ないかなと思っていたし、自分の中ではそれはそれでいいとも思っていました。ただ覚悟を示したかった。のほほんと今年また、監督をできていると思ったら自分自身も嫌だから。その上で(山口寿一)オーナーにきちんとケジメをつけた上で、話し合いの末に続投してくれということになった」
――今季で監督通算17シーズン目を迎えますが、まだまだ闘争心は衰えていない。
「ただ誤解を受けるかもしれないけど、僕のいまの心境は、今年まず頑張る、それで結果を残したら辞めることができるかもしれないというのもある。それも僕にとってのエネルギーなんです。年齢的にも今年で65歳になる。ちょっとのんびりしたい気持ちもどこかにある。ただのんびりしたい気持ちがあっても、やらなければならないときもあるわけですよ。そこが僕のエネルギーなんです。だから楽しいし、今年も全力でいきますよ」
――3度目の監督に就任したときに、勝つことと後継の指導者の育成を仕事としてあげていました。後継育成は?
「次の監督を決めるのは僕ではないですけど、人を残さないとダメですよね。人を残さないといいチームはなかなかできてこないですから。そういう意味では5年目で、いいコーチが残り、そういう環境になってきていると思います。(阿部)慎之助はコーチとして、指導者として非常に成長もしているし、よくなっていると思います。すごくいいと思います。まとめ役としてね。結果責任は僕がとるけど、ちゃんと自分の意見を言ってきなさいと。それでしっかり言ってきているし、あとはちゃんとまとめなくちゃダメだよ、と」
――昨シーズンから二岡智宏・ニ軍監督も就任しましたが、彼も残すべき人材ということになる。
「二岡も選手を教育する、ファームで厳しく指導するということは、非常によくよくやっていると思います。あとはもうちょっとサービス精神が欲しいね。監督は野球をやっていればいいでしょうっていうところが少しある。やっぱりそこでファンにもメディアにも、もう少しサービス精神があるといい。リーダーシップも持っているし、指導者としていいものは持っている。視点も面白いしね。ただそこはもう少し勉強して欲しいね。あとは(高橋)由伸が、どれだけ厳しい野球を勉強しているかも期待するところですね。やっぱり我々もそう、人は自ら育とうと思わないとダメ。自ら育とうとすること。そこがとても大事なんだと思います」
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Source: なんJ PRIDE
巨人・原監督、進退伺提出の件と次期監督について答える