引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1675419632/
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b8c9fbd468d11eea426f7490bdd70f3e7e4fd42
そういう視点から、どこまで泥くさく、ひたむきさが出ているかなと、楽しみにしてサンマリンに足を運んだ。
確かに声は出て活気はある。
ただ、よく観察するとその主体は松田に一極集中していた。巨人のユニホームを着ても、本質は変わらない。
周囲を引っ張るように盛り上げ、役割を果たそうしている。ところが、耳を澄ましても松田の野太い声ばかりが鼓膜を震わす。
そこで先日見に行ったソフトバンクが思い起こされた。松田は抜けたが、そんな影響はまったく感じなかった。
ベテラン、主力関係なく、常に声がある。
かけ声ばかりか、動きをチェックする確認の声がけも含め、活気と緊張感があった。チームの気質として備わっていた。
では巨人はどうか。松田の声がけに、多少の反応はあるが、まだ足りない。
はっきり言って、声を出したから勝てるものではない。それは確かなことだ。
では、声を必要ないかと言われれば、泥くさく巻き返す巨人に、それはあって当然の大切な戦力だ。
日本では声は若手が出すもので、主力、中堅以降になれば、若手に先陣を切るように求める無言の同調圧力がある。
巨人の若手が松田に依存せずに元気を出すのは言うまでもなく、坂本や岡本の打線の核となる選手が、松田と呼応して声を張れば、まったく別の空気が出てくるだろう。
ノッカー元木コーチの空気を和ますセリフが、唯一の覇気と映ったのは、逆にさみしい。
「巨人元気だな」ではなく「松田元気だな」というのがまぎれもない事実だった。
声はいますぐ出せる、そして誰もが実行できる。チャレンジャーの巨人は、そういうところも大切にしてほしい。(日刊スポーツ評論家)
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Source: なんJ PRIDE
里崎智也『「巨人元気だな」ではなく「松田元気だな」というのがまぎれもない事実』