坂本勇人「ショートだからコンバートした方がいいとか言われるのはすごく嫌」

　巨人の坂本勇人内野手（３４）が１７日、那覇市内で行っている自主トレを公開し、３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に臨む日本代表にエールを送るとともに、自身の欠場の経緯を明かした。

　２０１３、１７年とＷＢＣに出場経験のある坂本は「僕も２回出て、あの緊張感の中で野球をするのは本当に大変なことだし、本当にすごいメンバーが集まっているので一野球人として応援したい、頑張ってほしい」と期待を寄せた。一方で自身は昨季故障で開幕前を含め３度の離脱を経験。代表に名を連ねなかったことについて「栗山監督に、コンディションについてやシーズンに集中したい旨を伝えさせていただいた」と明かした。

　自主トレでは胸郭を動かすトレーニングを従来より多めに取り入れているといい「全くやっていなかったわけではないが、これだけ意識して継続してはやっていなかったし、年齢的に体が硬くなっているなと感じる部分があるので多めにやっている」と体と向き合っていることを明かした。「ショートへのこだわりは強くあるし、ショートだから全試合出られないとか、けがしたとか絶対言われたくない。どこのポジションでも全試合出ることはすごく大変なので、ショートだからコンバートした方がいいとか言われるのはすごく嫌」と定位置を守り抜く決意を口にした。