引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1668124861/
一流アスリートたちの躍動をリアルタイムで楽しめるスポーツ観戦。特定のチームや選手を応援し、時にその活躍に感動することもある。そうした醍醐味がある一方で、若い世代を中心に、スポーツ観戦をしなくなったという人もいる。なぜなのか。実際に“スポーツ観戦離れ”した若者たちに事情を聞いた。
試合内容によっては「コスパが悪く感じる」
IT企業に勤める20代男性・Aさんは、父親が野球やサッカーのテレビ中継が好きだったことから、実家ではなんとなくスポーツ中継を見ていたし、実際に試合会場に足を運ぶことも多かった。しかし一人暮らしを始めると、テレビを持たない生活になったこともあり、見る機会が激減。現在は「試合結果だけで十分」というレベルに至ったそうだ。
「リアルタイムで見るのであれば、試合の見せ場やドラマティックな展開を求めてしまうんです。それなりの“リターン”がほしくなってしまう。お金を出してチケットを買ったり、時間を費やしたりしても、試合内容によってはコストパフォーマンスが悪いと感じてしまいます。
中継動画とか、見逃し配信で見るという手もあるのかもしれませんが、それならもうネットニュースで結果だけ知ればいい。正直、ネットやSNSで『大谷翔平』と検索して、『またホームラン、活躍してるなあ』と知ることができれば十分だし、ダイジェスト映像があればそれで満足できるようになりました」(Aさん)
「ゲーム実況」ならハマるのだけど…
メーカーに勤務する20代女性・Bさんは、かつては親と一緒にテレビでスポーツ観戦することも多かったが、最近はまったく見なくなったという。その一方で、ゲーム実況にハマっているという。
「ゲーム実況もスポーツ観戦も、どちらも他人のプレイを見て楽しむものですよね。なのに、私はゲーム実況にはわくわくするし楽しさを感じるけど、スポーツ観戦にはあんまり……。 “勝敗”というよりも、エンタメ性を求めているのかもしれません。もちろんゲーム実況にも勝ち負けを問うものがありますが、友達の家でゲームプレイしている感じが好きなので、ゲーム実況なら長くても、ダラダラと見ていられるのかもしれません」(Bさん)
https://news.yahoo.co.jp/articles/03c58ca283eb7cee8d0959865915da1f219affab
「ゲーム実況をする人は、実況者でありながらプレイヤーでもあり解説者でもある。視聴者のコメントにレスポンスもしてくれるし、時には上達法なんかも教えてくれる。その点、スポーツ観戦は、いくら解説されても“入り込めない”んですよね」(Bさん)
2時間の映画も見られないのだから…
印刷会社に勤務する20代男性・Cさんは、学生スポーツやプロスポーツの試合などのチケットを購入し、会場に足を運んでいた時期もあった。それなのに、今は中継を少し見る程度で満足しているという。
「大学時代は、自分が通う学校の応援のために、野球とラグビーは会場で観戦していました。社会人になってすぐの頃は、職場の同僚と野球やサッカーなんかを見に行っていました。でも、やっぱり愛校心とか、知り合いが出ているわけではない試合は、途中で帰ることも多かったです。
サッカーの試合時間は90分、野球も現地観戦なら3時間くらい拘束されるじゃないですか。サッカーは50分くらい、野球は5~6回で帰りたくなる。試合途中でも、スマホで漫画を読んでいたり、アニメを見ていたりしたことがあります。テレビでやっているスポーツ中継の2時間というのもツラいですね。映画館で観る2時間の映画がキツいことを考えると、もう何時間も同じ姿勢で、一つのものを見続けられない身体になっているんでしょうか……。
もちろん、現地での観戦は、会場ならではの雰囲気や臨場感、ビールのおいしさなど、イベントとしての魅力があるのはわかります。だからそれを楽しみに行くのはいいと思うのですが、それなら別にスポーツじゃなくてもいいかな、と。今は、家でながら見というか、中継をやっていれば、時々見ますよ。お正月の駅伝とか、ちょくちょく順位を確認します。でもそれも、ずっとは見ていませんね」(Cさん)
リアルタイムのスポーツ観戦なら、選手と同じ時間を一緒に過ごすことで、そこでしか味わえない興奮や一体感を得ることができる。その一方で、コンテンツがあふれる今、時間や金銭に対するコストパフォーマンスという観点から、離れてしまう若い世代もいるのかもしれない。
もっと世の中の人の役に立ってる人達をちゃんとした扱いにするべき
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Source: なんJ PRIDE
“スポーツ観戦離れ”する若者たちの本音「2時間見ていられない」「コスパが悪い」