【正論】竹田JOC前会長「選手は頑張ってるのに、こういうイメージつけられて本当に残念」

　東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部がJOC（日本オリンピック委員会）の竹田恒和前会長を、参考人として任意で事情聴取をしていたことがわかった。

　東京大会のスポンサー選定を巡っては、組織委員会の元理事・高橋治之容疑者（78）が紳士服大手「AOKIホールディングス」と出版大手「KADOKAWA」の幹部らから合わせて1億2000万円あまりの賄賂を受け取ったとされている。

　その後の関係者への取材で、東京地検特捜部がJOCの竹田恒和前会長（74）を参考人として任意で事情聴取していたことがわかった。竹田前会長は7日、一連の事件について次のように答えていた。

　竹田前会長は組織委員会の元副会長でもあり、特捜部は高橋容疑者が理事になった経緯や、職務権限の内容について確認したものとみられる。