引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1650636298/
打率からミート、本塁打数からパワーなど、分かりやすい成績から選手データに落とし込むある程度の目安はあります。そこにセイバーメトリクスや、直近数年の傾向などを加味して能力値や特殊能力を提案する社内ツールもあります。
最終的には「選手データを見ただけでどの選手か分かる」を目標に調整を入れていきます。
規定打席や規定投球回、直近数年の成績の加味などを行います。成績によって、選手本来の能力に近い成績に安定してくる打席数(対戦打者数)といったものがあります。
セイバーメトリクスも用いますので、必ずしもぱっと見の成績に沿った査定にならないことも多いです。
また1年のみではなく、ペナントレースモードで長く遊んでいただくことも想定しているため、短いスパンの活躍や不振にまどわされず選手本来の実力を見極めて査定することも大切にしています。
玉村選手は、高く評価はしているものの、
・投球回が規定投球回に届かない101イニングである。
・1軍で投げた実績が2021年しかない。
・2021年は被BABIP(本塁打を除くグラウンド内に飛んだ打球が安打になった割合)がやや低い。
・奪三振率が高くなく被BABIPが低いので、成績悪化の可能性がある。
などを加味して、1年間規定投球回に到達するほど投げた先発投手よりはやや抑えた査定を行っています。2022年も継続して活躍、または飛躍するようなことがあれば選手データも強化されていくはずです。
逆に吉田正尚選手は、2018年以降、非常に安定した成績を残しています。特に2020年からは三振率も大きく下がり、安定感があるため査定のしやすい選手ともいえます。タイトルホルダーだから上げる、というよりは、
そもそもタイトルを取るほどの成績を残しているので自然と能力値の高い選手データに仕上がる、といった感じです。
制作内に選手データグループという集団がいます。12球団にそれぞれ1人担当が就き、球団の動向を追っています。また、プロ野球中継の試合はほぼ全試合録画し、いつでも確認できるようにしています。
詳細な成績データについては、Japan Baseball Data(株)様にご提供いただいており、これをもとに分析しています。
続きを読む
Source: なんJ PRIDE
【朗報】パワプロ担当者「選手査定はセイバーメトリクスや社内ツールを使ってる」