1: 名無し 2022/03/31(木) 11:14:28.05 ID:B1JTCKPH0● BE:784885787-PLT(16000)
甲子園決勝、孫の活躍を励みに 時効成立の天草ひき逃げ事件 遺族両親の心支える
2011年5月に熊本県天草市亀場町で起きたひき逃げ事件で、次男の山切大輔さん=当時(27)=を失った
父征利さん(82)と母野江子さん(72)は、選抜高校野球大会を特別な思いで見つめている。
30日、延長戦の末に劇的なサヨナラで決勝進出を決めた近江(滋賀)の主将、山田陽翔[はると]さんは2人の孫。
事件は公訴時効が成立し、深い悲しみが残る夫婦だが、投打に活躍する孫に「いつまでもくよくよしていられない」と前を向く力をもらっている。
事件は11年5月7日午前3時すぎ、天草市の県道で発生。大輔さんは病院に搬送されたが、
外傷性ショックのため亡くなった。発生から10年がたった昨年5月、自動車運転過失致死罪の時効が成立した。
やり場のない怒りや悲しみを抱える中、2人の心の支えになっているのが、高校球児として活躍する孫の存在だ。
大輔さんのおいに当たる20歳違いの陽翔さんは、弟のようにかわいがってくれる大輔さんを慕い
「結婚式などで天草に帰って来ると、『兄ちゃん、兄ちゃん』といつも呼んでいた」と野江子さん。
大輔さんの死に、陽翔さんもショックを受けていたという。 3月、新型コロナウイルスの影響で出場を辞退した
京都国際に代わり近江の出場が決定。急な出場だったにもかかわらず、近江は奮闘し、
1回戦では延長十三回に陽翔さんが勝ち越し打で勝利に導いた。陽翔さんは準決勝までの3試合を完投。
計5失点に抑えるなど滋賀県勢で初となる春の4強入りの原動力となった。
30日、征利さんと野江子さんは自宅で、大輔さんと愛犬の遺影を手に試合の行方を見守った。2-1の五回裏、
陽翔さんの左足に相手投手が放った球が直撃。再登板は絶望的と思われたが、
最後まで浦和学院の打線に立ち向かい完投。170球を投げきった上、10奪三振の大活躍に征利さんは「気持ちの強い子だ」と誇らしげだった。
31日は、強豪の大阪桐蔭(大阪)との決勝に挑む近江。
征利さんは「じいちゃん、ばあちゃんもしっかり見ている。悔いの無いよう諦めずに頑張ってほしい」とエールを送っている。(米本充宏)
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc263518a4017146a5dcd90dc6a32a80f2b91ef6
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Source: なんJ 高校野球まとめ速報
ひき逃げ事件で息子を失った老夫婦の孫は近江高のエース『生きる支えです』 大阪桐蔭よ見てるか