大坂は第1セット立ち上がりのサービスゲームを落とすと、第2ゲーム開始前に観客から罵声を浴びせられ、主審からも注意する声が飛ぶなど試合が一時中断。大坂は主審に歩み寄り、必死に何かを訴えるもそのまま再開となり、このゲームも落としてしまった。
すると次のサービスゲームでは感情が抑えきれず泣き出してしまい、日本語で「ガンバレーーーー!!」と声援を送る観客の声も届いた。涙をぬぐいながらプレーを続けた大坂だったが、またもブレークされ0―3に。コートチェンジ時に主審と再び話すと、今度は主審が“大会関係者”を呼んでベンチにいた大坂から状況説明を受けていた。
そして再開された試合だったが大坂は本調子とはほど遠く第1セットを0―6と落とすと、第2セットでは少し盛り返し奮闘するも4―6と落としストレート負け。
試合後には敗者としては異例のスピーチを行い、観客の声援に感謝しつつ「以前にもヤジを浴びせられたこともあるけど、特に気にはならなかった。でも、ここでヤジを浴びせられて………」と言葉に詰まり再び涙。目を真っ赤にしながら「ビーナスやセリーナがここでヤジを浴びている映像を見たことがあるのですが、もし見たことがない人はぜひ見てほしいです。なぜだか分からないけど(その場面と重なってしまい)頭の中に何度も浮かんでしまった。泣かないようにしようとしたんだけど」とコメント。大坂が憧れるビーナス、セリーナのウィリアムズ姉妹に罵声が飛んだ2001年大会の映像が“フラッシュバック”してしまったと説明。
最後には「私はただ、ありがとう、彼女(クデルメトワ)にはおめでとうと言いたいの」と締め、スタンドから声援を送られて会場を後にした。
なお、共同通信によると大坂に浴びせられた罵声は、女性の観客から英語によるもので
「あなたは最低だ」という意味の言葉だったという。
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Source: なんJ PRIDE
【悲報】大坂なおみさん、観客の罵声に涙し異例の敗者スピーチを敢行www