中日・高橋宏斗「奥川、宮城選手くらいの成績は残すつもりです。任せてください。」

　中日の高卒２年目・高橋宏斗投手が紅組の先発としてマウンドに上がり、２イニングをパーフェクト、２奪三振と完璧な投球を見せた。直球の最速は１５２キロをマークした。

　初回はオール直球で攻め、岡林を一ゴロ、加藤翔を右飛に抑えると、高橋周からは外角直球で空振り三振を奪った。２回も石川昂を真っすぐで詰まらせ、二ゴロ。中京大中京高の先輩に当たるドラフト２位の鵜飼＝駒大＝は空振り三振、最後は山下を右飛に封じた。

　昨季はウエスタン・リーグで１４試合に登板し、０勝５杯、防御率７・０１に終わったが、秋のフェニックス・リーグでは１１イニング連続無失点の好投を見せるなど、手応えをつかんだ。

　昨年はヤクルト・奥川、オリックス・宮城がブレイクした２年目となる今季に向け「もちろん自分もそれぐらいの成績を残すつもりではいますし、それだけの準備はしている。任せて下さい」と意気込でおり、ブレイクの予感が漂っている。