稲葉篤紀監督(49)が東京五輪で野球日本代表を初の金メダルに導き、古巣日本ハムでは次期指揮官就任への機運がぐっと盛り上がるなか、「主力選手でありチームの顔」と認められる看板選手が乱心で水を差した。球団は11日、同僚選手への暴力行為があったとして、中田翔内野手(32)に出場停止処分を科したことを発表。かつては「侍ジャパン」でも4番を張った大砲が今季は迷走を繰り返し、五輪のさなかに暴発に至った真相とは-。
川村浩二球団社長兼オーナー代行(60)は会見で、暴力沙汰となった経緯を「一定の会話の中、中田選手が突発的に腹を立てて手を出した」と説明したが、本紙が球団関係者から入手した内部情報では、いささか印象が異なる。
「暴行を受けたのは後輩の投手です。普段からいじられ役のようなキャラクターで、このときも最初は笑いで済ませていたのですが、中田のいじりがあまりにしつこすぎて、『いい加減にしろよ』と怒った。それに中田が逆切れして殴ったというのが実際のところ」
周囲に居合わせた選手が止めに入り、その場は収まったが、後輩投手から事態の報告を受けた球団が、周囲にいた選手に聞き取りをしているうちに、プレーボールがかかってしまったという。
冗談交じりのちょっかいから調子に乗り、本気のケンカにまで発展するなど幼稚きわまりない。まして中田は、コーチ兼任の鶴岡を除けば野手最年長のリーダー格で、先月30日には第4子の二男が誕生したばかり。「家族のためにも、これまで以上に一生懸命野球に取り組み、活躍している姿を見せたい」と誓ったばかりだ。
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Source: なんJ 高校野球まとめ速報
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