【速報】中田翔トレードの経緯、ヤバすぎる

　巨人の大塚淳弘球団副代表が20日、報道陣に対応し、中田の無償トレードの経緯を説明した。

　今回は日本ハム側からトレードを持ち掛けられたといい、こう言葉を紡いだ。

　「環境を変えればもっともっとできるんじゃないか。戦力としてもちろん獲得した。もう一つは、やっぱり過ちを犯さない完璧な人間はいない。その中で（日本ハムの）吉村GMから電話があって、涙を流して謝罪した、反省もしていたし、野球を辞める覚悟があった、と…。ジャイアンツがもう一度、中田選手にチャンスを与えたい、痛みを共有した方がいいんじゃないかということで」

　大塚副代表はさらに原監督の下での中田再生は可能と判断。「人として、プレーヤーとして輝きが取り戻せるのではないかと思ったんです。なぜかというと、原監督は勝負に対して非情なんですね。厳しいですよ。特別扱いは絶対しない人。その中で中田選手がプレーすることで復活するんじゃないかと思ったというのがやっぱり大きい」と話した。

　大塚副代表はさらに「（原監督が）『一人のプレーヤーとしてこのまま殺しちゃダメだ。痛みを共有してもう一度生かすんだ』と…。リーグ3連覇もあるし、力になってくれるのかなという話はしてました」とその舞台裏を明かした。

　中田はすでに被害に遭った選手と和解。大塚副代表は「過ちはみんな犯す。そこで切るっていうのは僕は良くないと思う。チャンスを与えて頑張れよ、と。後を押してあげたい気持ちは強いです」と結んだ。
中日スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/00e087b65c493b6f60e7a2eb1df6fce483c43570