1: 名無し 2021/04/23(金) 10:48:49.44 ID:3mKlZ3pd0
「広島4-7ヤクルト」(22日、マツダスタジアム)
広島の小園海斗内野手(20)が今季初の1軍昇格で即先発し、二回の初打席で初タイムリーを放った。3日間で1軍と2軍を行き来するドタバタで迎えたチャンスで、正遊撃手獲りへアピールした。だが、小園の奮闘は実らず、2カードぶりにカード負け越し。3月26日の中日戦で敗れて以来となる借金1となった。
誰もがこの男の登場を待ち望んでいた。名前がコールされるとファンの手拍子が大きくなり、ボルテージが急上昇。小園が放った打球が一、二塁間を最高と球場はさらに熱気を帯びた。「チャンスだったので、楽しめたのかなと思います」と表情を緩めた。
首脳陣の期待に応えた。今季1軍初昇格し、「8番・遊撃」で即先発。「絶対にやってやろうという強い気持ちだった」。いきなり仕事をやってのけた。
初打席は1-1の二回2死一、二塁。カウント1-1から金久保の145キロ直球を力強く振り抜き、右前に運んだ。一時同点となる適時打。一発回答に「打てて良かったです」。佐々岡監督は「しっかりと打ってくれたし、守る方もしっかりとしてくれた。はつらつ元気良くを求めている。失敗を恐れずにやってほしい」とさらなる活躍に期待を寄せた。
開幕は2軍スタートだった。「頑張っていれば、成績を残していれば、と言われていた」。ウエスタンでは18試合で打率・300、1本塁打、4打点と好調を買われ、20日に1軍に初合流。マツダスタジアムでの練習にも参加した。しかし、チーム事情で出場選手登録は見送られた。
21日はウエスタン・オリックス戦(由宇)に出場。だが、開幕から遊撃を守り続けた田中広は打率・155と極度の不振で、小園が再び1軍に招集された。3日間で1軍と2軍を行き来する異例のドタバタだったが、巡ってきたチャンスで集中を見せた。
四回1死一、三塁は二ゴロに全力疾走。併殺崩れの間に2打点目をマーク。六回無死一塁は送りバントを決めた。守備も無難にこなし、追い込まれてからはノーステップ打法に切り替えるなど打撃にも工夫を凝らした。
チームは敗れたが、期待の若武者の活躍は明るい材料となった。昨季は3試合の出場にとどまり、悔しさを味わった1年だった。今年1月に結婚した妻も観戦に訪れていた。「絶対に負けない。ポジションを取りにいく気持ちを忘れずにやっていきたい」。遊撃のレギュラーに向けてまい進していく。
https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2021/04/23/0014265863.shtml
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Source: なんJ 高校野球まとめ速報
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