阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)が3三振を含む4打数ノーヒットに終わり、チームも開幕3連勝後の連敗を喫した。4回1死一、三塁のチャンスで床田の前に空振り三振に倒れるなど、前日(30日)から4打席連続三振の屈辱。打率も1割5分8厘まで下降した。
両リーグワーストの11三振はNPBのシーズン記録を大きく上回る314・6個ペース。ロッテ・有藤通世、中日・福留孝介も経験したルーキーイヤーの“三振王”は大物の証しと言えるか。言葉にならない悔しさが込み上げた。佐藤輝の3打席目。同点の6回2死一塁。1ボール2ストライクからの6球目、床田の外角カーブにバットが空を斬った。3打席連続三振で、前の試合からは4打席連続。肩を落としてベンチに引き揚げる背中に真っ赤に染まった歓声が突き刺さった。
2回1死一塁の第1打席ではスライダーに体が泳ぎ、空振り三振。同点に追いついた4回1死一、三塁では初球を左翼ポール際の上段まで飛ばす特大ファウルを披露。怪力を見せつけプロ2号の期待が高まった。しかし、再びスライダーに空振り三振。矢野監督は「試合では打たせないと思って投げてくるし、攻め方も厳しくなる。俺たちもアドバイスするけど、本人がどう感じているかが大事になる」と現状打破に期待した。
オープン戦ではドラフト制後の新人最多記録となる6本塁打を放ったが、開幕後は記録的なペースで三振を重ねている。143試合に換算すれば314・6三振のペースだが、北川打撃コーチは「振れなくなった時が一番、駄目だけど、空振りでもバットを折ろうが、しっかり自分のスイングはしている」と評価。近大の大先輩・有藤(ロッテ)や、背番号8を受け継いだ福留(中日)もルーキーイヤーにリーグ最多三振を経験したように、果敢に振る姿は大物の証しでもある。
佐藤のブンブン三振とは全く比較にならんぞ
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Source: なんJ PRIDE
【朗報】佐藤輝明、福留孝介以来の大物記録の証へ