引用元: https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1616550863/
庵野秀明監督が初めて語る経営者としての10年(上)
https://diamond.jp/articles/-/107910?page=2
──そもそもの会社設立の経緯について教えてください。カラーは、庵野監督がエヴァの新劇場版シリーズの企画・製作から配給、宣伝までを行うために設立した、自主制作会社と伺っています。
当初は、スタジオではなくて個人事務所レベルを考えていました。轟木(一騎取締役)と2人で、東京・西新宿の雑居ビルに事務所を借りてスタートしました。それも固定費を抑えたかったからです。資本金は1000万円ですが、初期費用も掛かり、轟木の給料も資本金から支払っていて、いつまで持つのかなという状況でした。
ですが、映画製作を始めると、スタジオにせざるを得なくなりました。スタジオにすると、スタッフの数が増え、規模もどんどん大きくなっていきました。今では社員が50人弱、会社にいるスタッフを合わせて100人程度の会社になりました。
ええ、自然になっていったという感覚です。当初から経済的な面、つまりキャッシュフローを意識していましたし、採用で無理をするつもりもありませんでした。
このようにできたのも、作品が当たったからです。最初の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の製作において100%出資し、この作品が興行収入20億円を超えたので、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が作れました。これも興行収入40億円と当たったので、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(興行収入53億円)につながりました。
それはエヴァのタイトルのおかげです。コンテンツとして大丈夫だと感じていました。しかも、最初はそれほどお金を掛けていないのです。「このぐらいならば投資を回収できる」という、最低のリクープライン(採算ライン)で作っています。
興行収入が入ることで次の作品の製作費を少し潤沢にすることができました。さらに次の作品が当たったのでもう少し製作費に回すことができた。そうして、投資と回収を繰り返すことで、会社を伸ばすことができ、スタッフの報酬を少しは増やすことができたのです。
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Source: なんJ PRIDE
庵野お前ビジネス雑誌やとバリ喋るやん笑