巨人がDH制導入を4度目提案も賛同得られず

　セ・リーグ理事会が８日に開催され、巨人が再びコロナ禍で迎える今季に指名打者（ＤＨ）制の暫定的導入を提案したが、他５球団の賛同を得られず、またも採用見送りとなった。
　関係者の話によると、今回、巨人は外国人選手の来日時期によって２パターンの期間限定導入を提案。
（１）緊急事態宣言解除後の３月２２日以降に入国制限が緩和となった場合は、４月３０日－５月２３日＋６月１８日－２７日のリーグ戦３０試合
（２）４月中旬にずれ込んだ場合は、交流戦全１８試合を対象とするものだ。ＤＨは外国人選手に限定しないが、試合の質と価値向上のためにも、外国人の雇用を守り、１試合でも早く出場機会を与える方策としての提案となった。

　当初は開幕からのＤＨ導入を提案していた巨人だが、他球団から「一部の外国人がすでに来日している球団もあり、逆に戦力格差が広がる」との意見も出たため、
前回の理事会から“譲歩”する形で、外国人選手の来日時期を見計らってシーズン途中の導入を提案してきた。
しかし、期間限定とはいえＤＨ制導入に対する根強い嫌悪感から「１対５」の構図は変わらず、
昨年１２月１４日に巨人が異例ともいえる山口寿一オーナー名で文書を提出して以降、４回連続で提案は却下された。
　ただ今後、感染力の高い英国変異株などの脅威から入国制限がさらに強化される可能性もある。
開幕直前の２２日にも臨時セ理事会が招集される方向で、巨人は今シーズン中の導入を“後ろ倒し”にしても主張を続けていく姿勢だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/43b9a1b47e98e7abfde0fd4695a81fc598e8f43f

非常にしつこい